多忙な看護師ほど、自身のストレスの大きさに気付くのが遅れがちです。
ストレスの症状には、肩こりや身体のだるさ、寝付きや寝起きの悪さといった身体的な変化のほか、食欲の増進やアルコールへの依存、イライラ、集中力の低下によるミスといったメンタル的なサインがあります。
仕事中、衝動的に逃げたくなるような瞬間があれば、心が悲鳴を上げている証拠といえます。
特に、不規則なシフトをこなす看護師は、自律神経のバランスが揺らぎやすい傾向にあります。
日頃からストレスサインを察知し、自分を労わるセルフケアを意識しなければなりません。
セルフケアの一つとしておすすめなのが、ゆっくりと入浴する時間を作ること。
湯船に浸かり、ゆっくり無心になることで、心身ともに深く癒やされます。
また、心と身体はつながっているため、食事でしっかりと栄養を摂ることも重要です。
特に疲労が蓄積している日には、疲労回復に良いとされるビタミンB群が豊富な食材を積極的に取り入れましょう。
セルフケアを試みても心が晴れず、「仕事に行くのが怖い」「涙が止まらない」といった状態が続くなら、ストレスが限界を超えている可能性が高いです。
そんなときは、無理をして現場に立ち続つのではなく、勇気を出して休息を取り、どうか専門家や周囲の力を借りてください。
自分で判断できない場合は、信頼できる上司や産業医、あるいはメンタルヘルスの専門機関に相談しましょう。
責任感が強い人ほど、「自分が休むと迷惑がかかる」と感じやすいですが、本人が心身を壊してしまえば、結局周囲に負担がいくことになります。
それだけでなく、自身の人生にも大変な影響が及んでしまいます。
ストレスから離れ、しっかりと休息を取ることは、看護師を長く続けるためのプロとしての決断です。
つらい状況にある方は、とにかくまずは自分というかけがえのない存在を守ることを最優先に考えましょう。